カラーベストの塗装について❗️ある作業がとても重要
目次
こんにちは。
今回は、カラーベストの塗装について紹介したいと思います。
カラーベストは何でできているの❓
主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。
厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材です。
欠点としましてはセメントが主成分の為、塗装をしていないと水を吸いやすいのが特徴です。
なので施工時には、工場から塗装された状態で運ばれて来ますが、その耐久年数が5〜7年と短く、10年を経過するころには防水性が切れてしまいますので、定期的なメンテナンスが必要となります。
2004年からアスベストは使用されなくなりました。
施工手順を紹介します❗️
高圧洗浄
長年の汚れやコケなどを洗い流して、塗料の密着を良くしたり仕上がりを良くします。
高圧洗浄がしっかりとできていないと不具合の原因になります。
下塗り❗️
下塗りは、屋根・外壁の素材と上塗りの密着を良くさせるためにとても重要な役割でとなります。
その他にも、劣化した下地の吸い込みを止めて色ムラを無くしたり、塗膜の厚みを付けられるようにします。
棟部やケラバなどの鉄部は錆止め❗️
鉄部は、下塗りに錆止めを塗ります。
錆止めは、錆の発生を防いでくれます。
タスペーサー設置❗️
カラーベスト塗装の際は、縁切り工事としてタスペーサーを設置します❗️
縁切りとは、塗装を行う際に屋根材と屋根材が重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることで雨水の排水口を作る作業のことです。❗️
この縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現象を起こし、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りの原因になります❗️
このタスペーサー設置工事がめちゃくちゃ大切です❗️
上塗り1回目❗️
上塗りは、建物を紫外線や雨風から守る役割があります。
その他に、性能付きの上塗りをすることで、低汚染・防カビ・遮熱などの快適に暮らせるようにするための役割があります。
しっかりと塗り残しが無いように、塗布量を守りながら塗っていきます。
上塗り2回目❗️
上塗り1回目同様、塗り残しや色ムラなどが出ないように均一に均しながら塗っていきます。
まとめ
カラーベストの塗装は、屋根材の重なりを塗料で埋めてしまうと雨漏りの原因になってしまうため、注意が必要です。
しっかりと縁切り工事を行うことが重要です。
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