ベランダ防水工事

ウレタン塗装膜防水通気緩衝工法

通気緩衝工法とは通気性能を有するシートを全面接着させた上にウレタン塗膜防水を塗布することで形成される防水工法です。ふくれの原因となる下地水分の水蒸気は、通気緩衝シート裏面を経由し脱気装置から排出されるため、ふくれにくい構造になっています。
また、破断の原因となる下地コンクリートのクラックに対しては、通気緩衝シートが緩衝効果を発揮します。

※価格の目安:住宅ベランダ およそ12㎡ 20万〜

ベランダ防水工事の流れ

1. 高圧洗浄

汚れをしっかりと落とし密着性を良くしていきます。

2. 下地処理​

既存防水の下地をきれいにしていきます。

3. プライマー塗布​

密着性を高めるためにプライマー(接着剤)を塗布していきます。0.2kg /㎡を均一に塗布していきます。

4. 脱気装置の取り付け

水平床水上部に取り付けていきます。

5. 自着シート貼り

湿気を逃すための通気緩衝シートを貼ります。下地に水分が残ったまま防水層を形成すると、ウレタンの膨れや剥離に繋がる恐れがあるので、ここでしっかり対策を施しておきます。

6. ジョイント処理及び端末処理​

シートとシートの間にジョイントテープを貼り補強していきます。端末はシーリングで隙間がないよう埋めていきます。

7. ウレタン1層目​

均一に規定の厚みを確保しながら塗っていきます。2.0kg /㎡の厚みをつけます。

8. ウレタン2層目​

1層目同様均一に規定の厚みを確保しながら塗っていきます。1.9kg /㎡の厚みをつけます。

9. トップコート塗布​

最後にウレタン塗膜を保護するトップコートを塗っていきます。0.2kg /㎡を均一にムラなく塗っていきます。