関市のK様邸の塗装工事紹介 屋根塗装編
目次
こんにちは。
関市のK様邸の塗装工事 屋根塗装編の紹介をします。
まずは、屋根材の素材について紹介します。
屋根:カラーベスト
主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で作られています。
厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材です。
欠点としましてはセメントが主成分の為、塗装の防水性が切れてしまうと水を吸いやすいのが特徴です。
ちなみに、2004年からアスベストは使用されなくなりました。
工事紹介
では、工事の紹介をしていきます。
高圧洗浄
屋根の長年の汚れ•コケ•チョーキングが溜まっています。
しっかりと専用の機械でキレイに洗い流していくことが大切です。
塗料の密着を良くしたり、仕上がりを良くしたりするためには、この高圧洗浄は欠かせません。
高圧洗浄の際は、樋の中や土間なども洗ってあげるといいですね。←普段なかなか掃除できませんからね。
板金部錆止め
まず、屋根の棟部などの鉄部を、ケレンして錆止めを塗っていきます。
しっかりと錆止めを塗らないと、すぐに錆が発生してしまうため、注意が必要です。
下塗り
下塗りは、屋根の素材と上塗りの密着を良くさせるためにとても重要となります。
その他にも、劣化した下地の吸い込みを止めて色ムラを無くしたり、塗膜の厚みを付けられるようにします。
下塗りを塗らないと、すぐに剥がれてきたりなど不具合の原因になります。
縁切り(タスペーサー設置)
カラーベスト塗装の際は、この縁切り工事としてタスペーサーを設置することがめちゃくちゃ大切です。
縁切りとは、塗装をすることで屋根材と屋根材の重なった部分に溜まった塗料に対して、切り込みを入れることです。
雨水の排水口を作ってあげることです。
この縁切りを怠ると、本来隙間がなければならない部分を塗装時に塗料で塞いでしまうので、雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現象を起こしてしまい、野地板や天井裏などへ雨水が逆流し、雨漏りしてしまいます。
上塗り1回目
塗り残しやムラが出ないように、均一に均しながら塗っていきます。
上塗りは、建物を紫外線や雨風から守る役割があります。
上塗り2回目
1回目同様、塗り残しやムラが出ないように、均一に均しながら塗っていきます。
しっかりと塗布量も守ります。
ここまでやっちゃいます
屋根は、なかなか近くでみえないですよね?
意外と気づかない劣化などがあります。
棟部を固定している釘が浮いてきたり、抜けてしまっていたり、屋根材が割れて無くなっていたりします。
そんな時は、しっかりと補修をしていきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このようにして、屋根の塗装が進んでいきます。
次回は、外壁塗装編をご紹介します。
外壁の傷みがある方、シーリングの劣化などが見られる方、まずは無料診断をご利用ください^_^