屋根材 パミールについて❗️
目次
こんにちは。
今回は、屋根材のパミールについて紹介したいと思います。
パミールとは❓
薄型スレート瓦の中の屋根材の商品の一つです。
この屋根材が販売されたのは、アスベストの使用が禁止された時期となります。
ですので、パミールはノンアスベストとなっています。
パミールの作りについて❗️
このパミールは抄造法で製造されています。
抄造法は、ミルフィーユの様に何枚もの層を重ねて製造しています。
パミールの劣化について❗️
1.ミルフィーユのように剥がれてくる
2.色褪せ
3.チョーキング
4.ひび割れ
5.板の反り
6.塗膜の剥がれ
7.コケ・カビの発生
8.棟板金の釘抜け
このようにいろいろな劣化症状がありますが、一番問題なのが上記の1番の劣化です。
これは、表面の防水性が切れ、水を吸い込むと層と層がだんだん分裂してしまいます。
ですので、一度剥がれ始めると塗装を行ってもまた剥がれてしまいますので塗装を行うことはできません。
そのため、パミールの場合はカバー工法などを行う必要があります。
パミールの場合の改修方法❗️
改修方法としては、主に2つあります。
屋根材を一度撤去して、新しく葺き直す方法と既存の屋根材の上からカバーしていく方法があります。
やはり、屋根材を撤去する方法ですとその分の人件費や処分費がかかるため、費用は高くなります。
ですので、カバーできる場合はカバーすることがおすすめです。
ただ、下地が腐っていたりする場合は、下地から直さないといけないため、既存の屋根材を撤去することになります。
その見極めは、しっかりと専門知識を持った業者に見てもらうことが重要です。
パミールのカバー工法の施工手順❗️
カバー工法での施工手順を紹介します。
既存の棟板金を撤去
まず、棟板金を撤去します。下地の木部も全て撤去してしまいます。
ルーフィング貼り
雨漏りしないように、ルーフィングを下から順番に貼っていきます。
貼り方を間違えたり、重ねが少なかっったりすると雨漏りの原因になります。
下地の取り付け
瓦を取り付けるための下地を取り付けていきます。
この寸法を間違えてしまうと瓦がズレていったり、取り付けれないと言うことが起きますので、間違えないように慎重に取り付けていきます。
瓦の荷揚げ
次に、瓦を屋根の上に上げていきます。
均等に作業がしやすいよに並べていきます。
瓦の取り付け
一枚一枚釘で固定しながら葺いていきます。
棟部の施工
最後に、棟部を施工していきます。
完成
まとめ
パミールは、塗装で保護をすることができないため、注意しましょう❗️
しっかりと専門の知識がある業者さんに依頼することが重要です。
外壁の傷みがある方、シーリングの劣化などが見られる方、まずは無料診断をご利用ください^_^