お家の屋根材の種類知っていますか❓確認して見てください❗️
目次
こんにちは。
今回は、よく使用されている屋根材の種類について紹介したいと思います。
屋根材の種類❗️
よく使用されている屋根材は、瓦・カラーベスト・モニエル・トタン・ガルバリウム鋼板になります。
他にも屋根材はありますが、主に5つくらいになります。
それぞれの素材と特徴を紹介します。
瓦屋根
素材の説明
瓦は、粘土を成形して焼き上げたものになります。
瓦の種類は、主に釉薬瓦と無釉薬瓦の2つに分かれます。
特徴
釉薬瓦
釉薬瓦は、釉薬を使用し表面にコーティングして作られた瓦になります。
陶器瓦とも呼ばれています。
いろいろな色や形があり、洋風の家にぴったりです。
無釉薬瓦
無釉薬瓦は、釉薬を使用していない瓦になります。
いぶし瓦は、無釉薬瓦となります。
古くからのお寺や和風の家にぴったりです。
劣化症状
1.瓦のズレ
2.瓦の割れ
3.瓦の浮き
4.漆喰の剥がれ
5.棟部の崩れ
スレート瓦
素材の説明
スレート瓦は、カラーベストと呼ばれることが多いです。
カラーベストは、主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で作られています。
特徴
厚さが4.5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。
欠点としましてはセメントが主成分の為、水を吸いやすいのが特徴です。
ですので、施工時には工場から塗装された状態で運ばれて来ますがその耐久年数が5〜7年と短く10年を経過するころには防水性が切れてしまいますので、定期的なメンテナンスが必要となります。
2004年以降アスベストは使用されなくなりました。
劣化症状
1.チョーキング現象
2.色褪せ
3.コケ・カビの発生
4.ひび割れ
5.板の反り
6.塗膜の剥がれ
7.棟部の板金の釘抜け
モニエル
素材の説明
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」と言われるセメント瓦の一種です。
特徴
この瓦通常の瓦とは違い、表面に「スラリー層」というセメントの粉が薄く吹き付けてあります。
そのため、塗り替えを行う際スラリー層を撤去する必要があります。
昔は、モニエル瓦の塗装を行うと塗膜の剥離のトラブルが多く、塗替えが難しいと言われていた瓦でしたが、今では施工方法も分かってますし、モニエル専用の塗料がありますので塗替えを行うことができます。
なぜモニエル瓦は、塗膜の剥離のトラブルが多かったかと言うと、通常の瓦とは違い、セメントの上にスラリー層で着色し、トップコートで保護されています。
このトップコートが経年劣化で、スラリー層が剥き出しになってしまうことが原因でした。
スラリー層は、密着性がとても弱くなっています。
なので、スラリー層をしっかり撤去せずに、塗替えをすることで、すぐに剥離したりと不具合が起きていました。
しっかりと高圧洗浄でスラリー層を撤去することがとても重要となります。
セメント瓦とモニエル瓦はよく似ているため、この判断を間違えないように、しっかりと知識のある業者に頼むことが大切です。
劣化症状
1.チョーキング現象
2.色褪せ
3.コケ・カビの発生
4.ひび割れ
5.塗膜の剥がれ
6.棟部の板金の釘抜け
トタン屋根
素材の説明
トタンは、鋼板を亜鉛メッキ加工した屋根材です。
特徴
鋼板をそのまま使用するとすぐに錆びてしまうため、亜鉛メッキ処理してあります。
劣化症状
1.チョーキング現象
2.色褪せ
3.錆びの発生
4.コケ・カビの発生
5.塗膜の剥がれ
ガルバリウム鋼板
素材の説明
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコン から作られています。
特徴
非常に錆びにくく、耐久性も高い屋根材となっています。
劣化症状
1.チョーキング現象
2.色褪せ
3.コケ・カビの発生
4.錆びの発生
よく使用されている屋根材の紹介でした。
外壁の傷みがある方、シーリングの劣化などが見られる方、まずは無料診断をご利用ください^_^