関市のK様邸の塗装工事紹介 外壁塗装編
目次
こんにちは。
今回は、前回の続きの外壁塗装編を紹介します。
まず、外壁の素材の紹介です。
外壁:サイディングボード
セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。
セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となります。
工事紹介
では、工事の紹介をします。
高圧洗浄
屋根編で紹介した時と同様に、長年の汚れ・コケ・チョーキングを綺麗に洗い流していきます。
細部まで時間をかけて丁寧に洗っていきます。
シーリング
外壁と外壁の間の目地やサッシ廻りに打ってあるゴム状の物です。
雨漏り防止にとても重要です。
このシーリングは紫外線に弱いため、定期的にメンテナンスが必要です。
シーリングに含まれる可塑剤と呼ばれる薬品の寿命により、ひび割れや硬化などが起きてしまいますからね。
既存シーリングを撤去して打ち直す「打ち替え工事」と既存のシーリングの上に打つ「増し打ち工事」がありますので、しっかりと現場を見て判断します。
目地は基本的に撤去しますが、今回は目地の隙間がかなり狭く、撤去できないため、増し打ちで分厚く打ちました。横目地は撤去できたため、撤去しました。
養生
塗らない部分や汚れてはいけない部分にビニールやブルーシートを貼っていきます。
ローラーや刷毛で塗っても、多少は飛散したりしますからね。
養生の際は、基本的に窓を全てビニールで覆ってしまいます。
そうすると換気ができなくなってしまいますが、もし、換気したい箇所がありましたら、換気できるように養生を貼っていきます。
軒天塗装
軒天を塗装していきます。
上塗りを2回塗っていきます。状態によって下塗りも塗ります。
ムラが出ないように、均一に均しながら塗っていきます。
付帯部の塗装 下塗り〜上塗り1回目
次に、付帯部(樋・水切り・小庇)などを塗っていきます。
鉄部には、錆止めを塗って上塗りをします。
鉄部ではなく、塩ビシートなどの時は、専用の下塗りを塗っていきます。
仕上げは、壁の塗装が完了次第塗っていきます。
外壁下塗り
下塗りを塗っていきます。
下塗りは、外壁の素材と上塗りの密着を良くさせるためにとても重要です。
その他に、外壁の素地が劣化して塗料を吸い込みやすくなっている場合、色のムラが出てしまったり、塗膜の厚みが付けれなかったりしますので、吸い込み止めにも重要です。
外壁上塗り1回目
上塗り1回目です。
上塗りは、建物を紫外線や雨風から守ってくれる役割があります。
そのためには、しっかりと塗布量を守って塗っていくことが大切です。
外壁上塗り2回目
上塗り2回目です。
塗り残しやムラが出ないように、均一に均しながら塗っていきます。
付帯部上塗り2回目
外壁が仕上がり次第、付帯部の上塗り2回目を塗っていきます。
ライン出し
サッシ周りなどの見切り線を真っ直ぐに直していきます。
掃除
最後に、掃除をしていきます。
2階の窓などは、普段なかなか掃除ができないと思いますので、足場がある際に掃除していきます。
完成
足場を解体したら、完成です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このようにして塗装工事は進んでいきます。
外壁の傷みがある方、シーリングの劣化などが見られる方、まずは無料診断をご利用ください^_^