モルタルの塗り替えについて❗️
目次
こんにちは。
今回は、モルタルについて紹介したいと思います。
モルタルとは❓
セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜてつくった材料で施工した湿式工法で作られた外壁材となります。
モルタルの特徴
非常に丈夫なイメージがありますが、この素材自体の防水性能は低く、塗装をすることで素材を水から守る役割をしています。
また、モルタルの目地部は、誘発目地と言って目地部でひび割れが起きるように設計されています。
モルタルの劣化症状❗️
1.チョーキング現象
2.色褪せ
3.コケ・カビの発生
4.ひび割れ
5.塗膜の剥がれ
モルタルの塗り替え方法❗️
モルタルの塗り替え方法を紹介します。
足場組立
まず、足場を組み立てます。
足場は、安全に作業をするのに必要です。
金額を安くするため、足場を組み立てずに塗装を行う業者もいるみたいですが、せっかくお家をキレイにしているのに工事中に怪我をしてしまったりしては、台無しになってしまいます。
そうならないためにも、足場は必ず必要となります。
高圧洗浄
長年の汚れやコケなどを専用の機械でキレイに洗い流していく作業になります。
汚れやコケが残ったまま塗装してしまうと仕上がりが悪くなったり、耐久性が悪くなってしまいます。
しっかりと長持ちさせるには、高圧洗浄をしっかり行うことが大切です。
シーリング
防水性や気密性を確保するのにとても重要です。
シーリングは紫外線によって劣化し、シーリングに含まれる可塑剤の寿命により、ひび割れや硬化が起きます。
養生
サッシや土間などの塗らない場所や汚れてはいけない場所にビニールを貼っていきます。
せっかく塗装をしてキレイにしたのに、周りが汚れていてはみっともないですからね。
しっかりと養生していきます。
軒天
上塗りを2回行います。
塗り残しやムラがないように仕上げます。
付帯部ケレン・下塗り・上塗り1回目
雨樋や破風などの塗装を行います。
ケレン後、下塗りと上塗り1回目まで行います。
仕上げの塗装は、壁が仕上がってから塗っていきます。
壁下塗り
下塗りを塗っていきます。
下塗りは、素材の吸い込みを止めたり、上塗りとの密着をよくするためにとても重要な工程となります。
壁上塗り1回目
規定の塗布量を守りながら塗っていきます。
塗布量を守らないと不具合の原因になってしまいます。
壁上塗り2回目
しっかりと乾燥後、上塗り2回目を塗っていきます。
均一に均しながら塗っていきます。
付帯部上塗り2回目
雨樋や破風などを仕上げていきます。
完成
まとめ
いかがだったでしょうか❓
モルタルは、塗装が劣化してしまうと水を吸ってしまい、ひび割れや雨漏りの原因になるため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
外壁の傷みがある方、シーリングの劣化などが見られる方、まずは無料診断をご利用ください^_^